WAY art produceは1986年発足以来 「社会に機能するアート」 をテーマに、様々な提案を行ってまいりました。 「光」や「動き」を持つ小品から、風や水などの自然エネルギーを用いた野外モニュメント、音をモティーフとしたサウンド・スカルプチュアなど、「時間」の要素を積極的に取り入れ、遊び心のある作品を制作してまいりました。これからも積極的に新しいアイデアを形にしてゆきたいと考えています。
まずはWAY art produceが手掛けた造形群の一部をご覧ください。動きや音などページ内でお伝えできない部分もございますが、ご質問、ご感想などございましたらお気軽にこちらまでご連絡
ください。




キネティックとはキネマトグラフ(活動写真)から作られた造語だそうですが、「動く」ということですね。
風を受けて立体的に動く作品や、モビールのようなものがあります。
そういえばモビールも「動く物体」という意味のフランス語ですが・・・



soundは「音」installationは「装置」ということで、「音装置」と呼んでいます。オリジナルの音具を制作し、音大の学生とジョイントして演奏会を企画した事から始まり。音を仕掛けた「装置」は海を渡ってオーストラリアの万博まで行ってしまいました。WAY art produceが最も得意とする分野です。



「モニュメント」と聞くと何を思い浮かべますか?威厳に満ちたオジサンの銅像?墓石?それとも裸の像でしょうか?・・・本来何らかの記念に、変化することの無い石や金属に彫刻を施し後世に栄光を伝える目的などで作られるものだと思いますが、現代では象徴的な形を公共の空間に設置することでその空間に個性を与える目的で作られることが多いようです。大きいものはランドマーク的な機能を持つものもありますね。我々はその中でも風や水の力により動きを与えることで「命」を表現しています。
生きているものは速度は違ってもどこか動いています、動くことは4次元の世界なのです。



実はWAY art produceは工芸家軍団でもあったのです。 鍛金という伝統的な金属加工の技法を学ぶ学生が集まってスタートしたグループなので、数は少ないですが伝統的工芸作品も手がけています。
他に、インテリア小物や一部の屋内展示物などもこのカテゴリーに入れました。


「砂の装置」とも呼んでいますが、砂の持つ自然な動きを取り出すことで生まれた作品です。
故渡辺明節氏の手により1980年〜1990年に掛けて制作された作品群で、現在WAY art produceがすべての作品の管理を行うと同時に、粉黛を使ったアレンジ作品の制作も行っています。