長寿の里二ノ宮にちなんで、能の「尉と姥」
(ジョウトンバと読みます)を題材にレリーフを制作しました。
伝統的な鍛金技法を用い制作しています。

WAY art produce を結成して間もない頃の作品で、典型的な伝統工芸技法を用いた作品です。

バックの波と松のレリーフは緑青仕上げを施し、前面の尉と姥像は銅の硫化仕上げと面の部分は銀色鍍金に古びをかけています。

一説には尉は熊手でお金をかき集め、姥がほうきで散らかすのだそうですが、レリーフの姥はほうきは持っていませんね。


制作年:1987年
設 置:神奈川県二ノ宮水道局
サイズ:w3000×h1600
材 質:銅(硫化仕上、バック:緑青仕上げ)