音装置Wに続いて受注制作された作品で、オーケストラ型の音装置です。
オーケストラのことをオケと略して呼びますが、この装置では銅の桶(オケ)にリベットを打ち込みそのリベットがスイッチを蹴ることで19体の音装置を演奏します。

制作年:1989年
サイズ:約w600×d600×h1600×20基
材 質:鉄、ステンレス、木、真鍮、銅、アルミ、
     モーター、制御装置、他
個々の装置は5種に分かれますが、上の写真は銅鑼と木琴の装置です。
他にチェロ、パイプオルガン、ウィンドベルなどがあります。
作曲家の吉村弘氏による約3分程度の曲を演奏します。


チェロといっても弦は1本ずつしかないので、1楽器に1音しか出ませんが、本物の弓と弦を使用して機械的に鳴らすので結構面白い音がしました。