FLUIDIZED BED =流動層を応用した作品です。
東京農工大学の堀尾研究室と(株)徳寿製作所,
WAY art produceの三者により、研究開発を進めると同時に、流動層関連オブジェの開発と普及を目的としたコンソーシアム「F.B.Art & space」を結成し、グローバルな活動を行ってまいります。

流動層とは、1930年代後半、余っていた灯油や軽油からガソリンを作る技術として流動触媒分解技術がアメリカで開発され、その後医薬品の製剤や食品粒子の乾燥、廃棄物の焼却、バイオマス火力発電等様々な分野で活用されています。

流動層オブジェでは、水の中に生じる気泡のように流動化した粉体層の中に生じる気泡に光を透過させることで、幻想的なライトオブジェとなります。
この輝泡には、癒し効果があるといわれる1/f の揺らぎを持つことが確認されています。
3/4世紀もの間装置の中に隠れ、黙々と仕事を続け研究者のみがその存在を認識していた現象が、美しいオブジェとなりました。

写 真:流動層オブジェ「輝泡燈」
制作年:2005年3月
サイズ:w1200×d1000×h2700
材 質:SUS、アクリル、カーボン他


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