鉄を素材とした彫刻作品を制作。制作初期には植物を思わせる作品を制作、その後、有機的な形態に鏡をを用いた作品を展開する。人物像の顔の部分に鏡を貼りつけた作品が広く知られている。
[1960 – 2020]1960年 横浜生まれ。1985-86年 現在遊動-事物と物 ‘85(神奈川県民ホールギャラリー、横浜)1987年、92年 I’m Fine Thank You(彩林画廊、横浜)1988年 日本金属美術作品展(北京、上海)1989年 第19回現代日本美術展(東京都美術館/京都市美術館)1990年 Expo ’90 国際花と緑の博覧会 (大阪)、サントリー美術館大賞展 ‘90(東京)
鉄のエネルギーを、どう大きな形にまとめていこうかと思案しながら、まるで鍛冶屋さんのように、鉄をたたいては、その“成長ぶり”、エネルギッシュな鉄の表情とでもいうようなものを表現してきました。冷たくて硬いイメージを与える鉄ですが、あめ細工、粘土細工のようなスピード感があるんですよ。鉄に向かっていると、鉄のエネルギーが伝わって、ボクもエネルギッシュになれるような・・・(談)